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自動車ローンの計算

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金利の計算

 自動車ローンの計算においては、一般的に銀行などが採用する「元利均等返済方式」が使われますが、「元金均等方式」や販系のクレジット会社によっては、一部「アドオン方式」と呼ばれる方式があります。

 

 支払の総額が一番多くなるのが「アドオン方式」になり、その次が「元利均等方式」、一番支払う金額が少なく出来るのが「元金均等方式」です。

 

 それでは、元金「150万」を年利「6.5%」で「5年(60回)」を借りた場合のケースで総支払金額の違いを見てみましょう。

 

150万円 を 年利6.5%で  60ヶ月 で借りた場合

元利均等方式 1,760,953 円
元金均等方式 1,747,813 円
アドオン方式 1,987,500円

 

 支払総額の一番多くなる「アドオン方式」と一番少ない「元金均等方式」では、同じ「年利」であっても、計算方式の違いで「239,687円」もの違いが発生します。

 

 それでは次項から、それぞれの支払方式の特徴と、計算の仕方を見て行きます。

自動車ローンの計算記事一覧

 「元利均等方式」とは現在の自動車ローンのほとんどで採用されている計算方式で、毎月の返済額(元金と利息の合計)が同じ方法で、長期にわたる返済計画が立てやすいことが特徴となっています。 毎回の返済額が一定であるため、無理の無い返済が可能であるが、最初のうちの返済額の利息の割合が多く、元金の減りが遅い特徴があります。メリット毎回の返済額が同じなので、長期にわたる返済計画が立てやすい。デメリット返済当初...

 終了するまでの毎月の支払いが一定でないため、取り扱う機会が元利均等方式より少ない元金均等方式は、毎回返済する元金が一定というタイプで、月々の返済額はこれに利息を上乗せした額になります。 最初のうちの返済額は多いが、元金の減りに比例して利息分が減り返済額が小さくなるのが特徴で、支払う利息(総支払額)も他の二つの方式よりも少なくなります。メリットローン残高の減るペースが早いので、トータルで支払う利息...

 「アドオン方式」は中古車店や、一部のクレジット系信販会社で見かける、自動車ローンの計算方式で、最初の元本に金利をかけて計算し、支払い回数で割って毎月元本と返済する方法です。 最初から総額を計算して返済回数で均等に分割しているため、完済まで一定の利息を支払い続けることになるのが特徴です。結果的に他の二つの計算方式よりも支払う利息(総支払額)は大きくなってしまいます。メリット支払利息は返済回数の多少...