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元利均等方式

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 「元利均等方式」とは現在の自動車ローンのほとんどで採用されている計算方式で、毎月の返済額(元金と利息の合計)が同じ方法で、長期にわたる返済計画が立てやすいことが特徴となっています。

 

 毎回の返済額が一定であるため、無理の無い返済が可能であるが、最初のうちの返済額の利息の割合が多く、元金の減りが遅い特徴があります。

 

メリット 毎回の返済額が同じなので、長期にわたる返済計画が立てやすい。
デメリット 返済当初は利息の返済にあてられる割合が大きく、元金が減るペースが遅い。

元利均等方式の計算方法

●初回
 支払利息 = 借入金額(元金) × 実質年率(%) ÷ 365日 × 30日 
 元金充当分 = 月額支払額(金利含) − 当月利息分(利息充当分) 
 借入残高 = 借入金額(元金) + 当月利息分 − 毎月返済額(金利含) 

 

●2回目以降
 支払利息 = 借入残高 × 実質年率(%) ÷ 365日 × 30日 
 元金充当分 = 月額支払額(金利含) − 当月利息分(利息充当分) 
 借入残高 = 当月借入金額 + 当月利息分 − 毎月返済額(金利含) 

 

 

例)150万円を年利6.5%で5年(60回)の支払の場合

ローン総額 1,500,000 円
支払回数 60 回
年利金利 6.500 %
毎月の返済額 29,349 円
返済総額 1,760,953 円
利息総額 260,953 円